フロアガイド
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〇手術室
最先端医療設備が搭載された
高機能中央手術室

手術室を病院の中央で3階、4階の2フロアに位置させることで、手術患者さんが移動する動線を短縮させ、救急患者さんや緊急時にも迅速に対応できる機能的でコンパクトな手術室配置としました。
3階はすべての手術に対応できる一般的な手術室が4室あり、その中の1室は陰圧・陽圧の切り替え可能な手術室です。感染症疾患を合併した患者さんの手術に使用される高機能手術室です。
4階には8室の高機能手術室が配置されています。脳外科や心臓血管外科の手術や肝移植や腎移植などの移植の手術も可能なクラス1000レベルのクリーン度の高い手術室が3室、人工関節などの大きな人工素材を体内に埋め込むような手術時に使用するクラス100レベルのバイオクリーンルーム(無菌手術室)が1室、腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術などの傷の小さな低侵襲な鏡視下手術を中心とした最先端の内視鏡外科手術室を4室配置しています。
内視鏡外科手術室4室では、従来の手術室にあるような床面の配線や配管がほとんどなく、全4室すべてにフルハイビジョンの高精細な最先端映像システムが天井より吊り下げられ、日本最高レベルの内視鏡外科手術システムとなっています。
手術映像をより一段と鮮明に認識し、より詳細でレベルの高い安全な手術を行うためには、手術室内の光の照度と色合いが重要となります。すべての内視鏡外科手術室内は3色LED照明による微妙な光の照度と色合いが連続的にコンピューターに記憶され、患者さんが安心して入退室していただけるようなオレンジのシーンや手術術者や看護師などの手術スタッフが疲れないブルーのシーンなどを連続シーンとして細かく再現できる仕組みになっています。
4室の内視鏡外科手術室は画像統合管理室と光ファイバーで直結されており、画像統合管理室からは同時に4室の内視鏡外科手術室との接続が可能となっています。その光ファイバーネットワークを利用して、音声・映像双方向性の遠隔手術支援が可能であり、大災害の場合でも安全でより精度の高い手術を同時に行うことができます。ネットワークによる手術映像の記録、保管の整備も装備され、外科系医師の教育指導も充実し、患者さんにとって安全確実な手術が可能な手術室となっています。

PLAY

クラス100バイオクリーンルーム

クラス100バイオクリーンルーム(4階)

内視鏡外科手術室(シーリングペンダント)

陰圧・陽圧手術室(3階)

手術室4階廊下

手術室内部(4階)