放射線検査

大腸CT検査のご案内

大腸CT検査とは

大腸疾患(ポリープやがんなど)の早期発見は勿論のこと、肝臓や腎臓などの臓器の異常もわかります。
検査方法は下剤処置後に炭酸ガスを肛門から注入することで大腸を拡張させ、その様子をCT装置で3次元的に診断します。体への負担が少ない検査です。

大腸ポリープ症例

こんな方には大腸CT検査をおすすめします

・大腸の検査を受けたことがない方 ・腹部全体の診断を希望する方
・便に血が混じることがある方 ・便潜血陽性と指摘された方
・苦痛の少ない検査を希望する方

大腸CT検査が受けられない方

・妊娠中の方 ・腸閉塞が疑われる方 ・人工肛門の方

大腸CT検査の流れ

検査前
検査は予約制となっており、事前の診察が必要です。診察では医師が検査方法等について説明し、検査食と下剤をお渡しします。

診察の予約・お問い合わせ

TEL 0566-62-5120
(外来直通)

予約受付時間9:30~16:00

食事について

検査の前日は検査食を召し上がっていただき、当日の朝は何も食べないようにしてください。

検査当日

一般撮影

一般撮影では、X線を用いて胸部、腹部、骨などの部位を撮影します。
当院では、FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載した一般撮影装置を導入しています。FPDは少ないX線で高画質の画像を提供することができるため、患者さんの被ばく量を減らすことができます。

X線TV検査

X腺TV検査では、主に胃透視、注腸などの消化管検査を行います。
当院では、フラットパネルと呼ばれる検出器を搭載しているDR-X線TV装置を使用しており、被ばく線量を抑えながら鮮明な画像が得られます。

X線CT検査

CTとはComputed Tomography(コンピューター断層写真)の略で、X線画像により体内を詳しく調べる検査です。当院では16列マルチスライスCT装置を使用し、頭部・胸部・腹部を中心に全身の断層画像を撮影します。任意の断面や3D画像が作成可能です。短時間の息止めで検査することができます。

超音波検査

超音波検査は、エコー検査とも呼ばれます。高周波の音波(超音波)を使用するため、一般撮影やCT検査と違って放射線を使用しないので放射線被ばくの心配がありません。甲状腺、頸部血管、心臓、腹部、四肢血管などを検査します。

骨塩定量検査

骨塩定量検査は、DXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)というエネルギーが異なる2種類のX線を利用する方法で、骨中のカルシウムなどのミネラルがどれくらい含まれているか(骨密度)を測定します。検査部位は前腕骨で、痛みなく検査することができます。