医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院東分院

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重点的に取り組んでいること

患者カンファレンス

当院では全ての入院患者さんの療養について多職種で検討し、その患者さんにとって最も適切な療養計画を立案するために、患者カンファレンスを行っています。
入院後、おおむね1カ月後に主治医・担当看護師または介護士・担当リハビリテーション科スタッフ・管理栄養士・薬剤師・医療ソーシャルワーカーが参加し、各職種からみた患者さんの問題と対処方法、入院期間の見込み、療養方針の検討と合意、退院時期の決定、退院後の適切な環境や療養方法などについて話し合います。
病状が不安定な場合や、リハビリのゴールが不明確などの理由により初回のカンファレンスで方針が決まらない場合は、適切な時期に再度検討を行います。また療養生活に問題が生じ、多職種で検討する必要がある場合も臨時で行います。

退院検討会議

当院では全ての患者さんの入院継続に関して多職種で検討する退院検討会議を2カ月に一度行っています。
出席者は医師全員と医療ソーシャルワーカー、看護・介護部長、各病棟責任者、リハビリテーション科スタッフです。入院継続の必要性、入院期間の見込み、退院時期の決定、退院後の療養方法や環境の検討と合意、退院阻害因子、その他患者さんの療養に関することについて検討しています。
退院検討会議で退院可能とされた患者さんは、担当の医療ソーシャルワーカーが退院後の適切な療養先について、患者・家族の皆さまとともに相談を行っています。

褥瘡対策

活動の様子
活動の様子
大浦先生による実技指導
大浦先生による実技指導

医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士からなるチーム回診を毎週行っており、褥瘡の状態評価(DESIGN-R)および治療方針について多職種視点からディスカッションを行っています。例えば、治療に用いる薬剤や創傷被覆材の選択、外科的処置の必要性、エアマットレスの選択、ベッド上のポジショニングや車いす上のシーティング、栄養介入の必要性などについて議論しています。
エアマットレスや除圧マットレスの充足、ケアにあたる看護介護職の技術力(ケア)の向上により開院当初10%超あった褥瘡有病率は現在3~6%で推移しています。院内で発生する新規の褥瘡は1%程度で早期発見が可能なため、治癒期間も短い傾向にあります。褥瘡委員会および褥瘡係が中心となって、職員に対する褥瘡関連の教育研修も積極的に行っています。
平成19年には、大浦武彦先生【医療法人廣仁会 褥瘡・創傷治癒研究所所長、北海道大学医学部名誉教授(形成外科学)、日本褥瘡学会初代理事長】にお声をかけていただき、「厚生労働省科学研究費 長寿科学総合研究事業『褥瘡の予防と治療に関する研究 栄養介入の効果の検討』」に参加いたしました。大浦先生には上記の臨床研究に先立ち東分院にご訪問いただき、褥瘡に関する講演ならびに褥瘡治療の実技指導をいただきました。
現在は日本褥瘡学会認定師取得者もおり、学会発表も盛んに行っています。

NST活動

栄養サポートチーム
栄養サポートチーム
カンファレンス風景
カンファレンス風景

平成18年2月からNST(栄養サポートチーム)の活動を開始しました。
平成19年2月に日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)NST稼動施設認定、平成19年9月末に日本栄養療法推進協議会(JCNT)NST稼動施設認定を受けています。
NSTとはNutrition Support Team の略で、患者さん一人一人に対し、適切な栄養管理を行うためのチームです。メンバーは医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・言語聴覚士・臨床検査技師などで構成されています。週1回病棟回診とカンファレンスを行っています。定期的に身体計測を実施し、患者さんの栄養状態の評価と個々の患者さんに合った栄養管理を検討しています。
また、院内勉強会を開催し、全職員が栄養について知識を共有し、理解を深めています。

緩和ケア

カンファレンス風景
カンファレンス風景
勉強会風景
勉強会風景

療養病床で最期を迎えられる患者さんは年々確実に増えています。このような方々に対し、身体的な痛みのみならず精神的な痛みをも含むさまざまな「苦痛」を「緩和する」ことが「より良い最期を迎える」ために必要とされており、その実践はわれわれ医療者の使命ともいえます。
当院では平成16年より医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーからなる緩和ケア委員会を発足させ、療養病床における緩和ケアの充実に取り組んでいます。
随時行われる緩和ケアカンファレンスをはじめ、がんの痛みに積極的に医療用麻薬を処方できるよう医師に対する勉強会の開催、薬剤に関する知識が豊富な薬剤師の助言(投与経路、副作用対策、オピオイドローテーションなど)、少しでも長く経口摂取が可能となるような管理栄養士による緩和ケア食の提案、安楽な体位を維持するため理学療法士の介入によるポジショニング、患者さんのALD(日常生活動作)維持を目指した作業療法士の介入、医療ソーシャルワーカーによる患者・家族の皆さまの不安に対する心理的サポートなど、それぞれの職種がそれぞれの立場で患者さんに対する最善の道を考え行動しています。
日常ケアの中心となる看護・介護職は、寿命を全うされるまでのケアはもちろんのこと、患者さんがお亡くなりになった後も主治医を交えてデスカンファレンスを開催しております。行ったケアの内容が患者・家族の皆さまにとって満足のいくものであったのかを検討し、亡くなられた患者さんから学んだ多くのことを今後のケアに生かしています。
また、日本緩和医療学会や緩和医療に関する研究会には積極的に参加し、新しい知識の吸収に努めています。

糖尿病教室

運動療法(理学療法士)
運動療法(理学療法士)
チームBlue Ship
チームBlue Ship

東分院では毎月第2水曜日に外来糖尿病教室を開催しております。医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士の多職種で構成された「チームBlueShip(東分院糖尿病療養サポートチーム)」のメンバーが「糖尿病とは」、「糖尿病の合併症」、「糖尿病の治療」などについて分かりやすく解説を行います。完全予約制になりますのでご希望の方は医師にご相談ください。

禁煙外来

診察の様子
診察の様子
禁煙外来チーム
禁煙外来チーム

喫煙はニコチン依存症という病気です。
タバコは自分の健康を阻害するだけでなく、周囲の人にも危害を与えてしまいます。 また動脈硬化やがんなどを引き起こし医療費を増大させていることから、禁煙治療が保険適応となりました。 3カ月間に計5回の診察で、内服薬または貼付薬の禁煙補助薬を使い禁煙に導きます。
大事なのは、禁煙しようという動機と決意です。患者さんが禁煙に成功しタバコから開放されよかったと思っていただくことがスタッフの願いです。

慢性腎臓病(CKD)外来

診察の様子
診察の様子
座位訓練の様子
座位訓練の様子

今後、透析が必要となる可能性のある患者さんや、刈谷豊田総合病院の透析療養選択入院を終えた患者さんを対象に診療を行い、透析生活がどのようになるかという具体的なイメージを深めてもらいます。こうした取り組みによって、自分に合った透析療法をご自身で選択していただこうと考えています。
不安に思われていることなどを共に考え、安心して透析導入に望んでいただけるよう医師・看護師の他、薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーと多方面から患者さんを支援していきます。