医療法人豊田会 高浜豊田病院

お問い合わせはこちら 0566-52-5522

お知らせ

骨密度測定のおすすめ

年齢を重ねるとだんだん背中が曲がり、背が縮んできます。これは多くの方に起こる現象で当然と思われていますが、実はそうではなく、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気のせいなのです。骨粗鬆症になると背骨の変形や圧迫骨折が、また足のつけ根の骨の骨折が起こりやすくなります。現在、高齢者が寝たきりになる原因は脳卒中が一番多いのですが、二番目に多いのがこの骨粗鬆症による足のつけ根の骨折からくるものなのです。
このような骨折を予防するために年1回は骨密度を測定し、骨粗鬆症を早期発見し、対処しましょう。検査は、利き腕でない方の腕の骨の密度をX線を使って測定します。数分程度で検査でき、痛みもありません。ぜひ受診されることをおすすめします。

費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。

子宮がん検診のおすすめ

子宮がんのうち、30年程前までは子宮頸部(子宮の出口付近)にできる子宮頸がんが多かったのですが、近年は食事の欧米化などとともに、子宮体部がん(子宮の奥のがん)や卵巣がんが増加しています。今までの婦人科がん検診は、子宮頸がんの検査に重点が置かれていたので、これのみでは子宮体がんや卵巣がんの発見には不十分でした。当健診センターでは婦人科領域のがんの早期発見のために、新しい機械などを利用して、以下の検査ができるようになりました。

  1. 1子宮頸部細胞診

    今まで行われてきた子宮がん検査(子宮頸がん検査)で、子宮頸がん検診には最も大切な検査です。

  2. 2HPV検査

    子宮頸がんを引き起こすウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)に感染しているかどうかを調べる検査です。
    1回の細胞の採取で、細胞診とHPV検査の両方の検査が可能です。

  3. 3経膣的超音波検査

    超音波プローブを膣内に挿入して、下腹部の臓器を描出して子宮や卵巣を見ることができます。これによって子宮筋腫、卵巣のう腫などがよく分かります。子宮体がんについては、月経のある間は分かりにくいのですが、子宮体がんが多くなるとされている閉経後であれば発見されやすくなりますので、ぜひご受診ください。

  4. 4CA125

    血液の腫瘍マーカーの一種で、卵巣の悪性腫瘍などがあると検査値が高くなります(早期の卵巣悪性腫瘍ではあまり高くなりません)。

  5. 5費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。

乳がん検診のおすすめ

乳がんは、早期に発見すれば、治りやすいがんといわれています。乳がんでかけがえのない生命を落とすことのないようにしたいものです。当健診センタ-では厚生労働省の提言を踏まえて従来の視触診に加え、40歳以上の女性に対してはマンモグラフィ(乳房のX線写真)を併用した検診を、また40歳未満の女性に対しては乳腺超音波検査を併用した検診をおすすめしています。マンモグラフィや乳腺超音波検査を併用することにより視触診では見逃されやすい早期乳がんの発見が期待できます。両検査とも専任の女性技師が担当しますので安心して受診していただけます。

  1. 1マンモグラフィ

    乳房を挟んで写真を撮ります。より精度の高い写真を得るために乳房を圧迫して撮影しますので、多少の痛みを伴うことがあります。

  2. 2乳腺超音波検査

    乳房部皮膚面に専用のゼリーを塗り超音波を当てて検査します。超音波検査は苦痛を伴うこともなく、安全で簡便です。
    費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。