検査の目的
肺や縦隔の病気を発見する目的で撮影します。
注意していただくこと
妊娠中または妊娠している可能性のある方は、必ず検査前にお申し出ください。ネックレスやボタンなど、金属・プラスチック類・湿布などは、外してください。
装置について
当センターでの胸部撮影はデジタルX線撮影装置を使用しており、画像データを電子保存しています。専門医が診断するときは専用の画像モニターで行います。必要なときはフィルムに出力することもできます。
肺や縦隔の病気を発見する目的で撮影します。
妊娠中または妊娠している可能性のある方は、必ず検査前にお申し出ください。ネックレスやボタンなど、金属・プラスチック類・湿布などは、外してください。
当センターでの胸部撮影はデジタルX線撮影装置を使用しており、画像データを電子保存しています。専門医が診断するときは専用の画像モニターで行います。必要なときはフィルムに出力することもできます。
DC-50N
操作卓
食道・胃・十二指腸の病気の診断(各臓器の形や動き、粘膜の状態、バリウムの流れや通過の様子を観察します。)
検査前日の21時以降はお茶・水・薬・食事を控えてください。また、検査時は下着1枚の上に検査衣を着ていただき、金属類(時計・ネックレス・下着の金具など)やプラスチック類(ボタンなど)がある場合は外していただきます。
検査結果は、専門医が診断を行い、検査を受けた全ての項目とともに『人間ドック成績表』として約1週間ほどで発送いたします。
骨塩定量検査は、エネルギーの違う2種類のX線を利用してカルシウム量を測定し、骨のもろさを計ります。 当センターでは、利き腕と反対の腕で測定を行います。検査時間は5分ほどで、検査に対する前処置、痛みなどはありません。
この検査は、耳に聞こえない高周波の音(超音波)を体の外から当て、その反射を利用することにより体内の臓器を画像化し観察する、手軽で安全な検査です。
理由: | 食事をすると、胆嚢が縮んでしまい胆嚢が見えにくくなります。また、胃の中にバリウム・食べ物・空気が入っていると、その背部にある膵臓などが見えにくくなるためです。 |
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検査結果については、専門医が診断を行い、検査を受けた全ての項目について『人間ドック成績表』として約1週間で発送いたします。
当センターでは平成16年よりデジタルマンモグラフィー装置が導入されています。フィルムを使用せず、撮影直後にモニター上に画像を映し出すことができ、短時間で高画質の画像を得ることが可能となっています。また、女性担当者が受診者の皆さまの様子をすぐそばで確認しながら撮影いたしますので、安全に検査を行うことができます。
また、平成19年にマンモグラフィー検診精度管理中央委員会が定める『マンモグラフィー検診施設画像認定』を取得しており、マンモグラフィー装置・画質・被ばく線量ともに基準を満たしていることが認められています。さらに精度の高い検査を行うために、『検診マンモグラフィー撮影診療放射線技師認定』取得者を中心とした女性技師が行っていますので安心してご受診ください。
乳線内の腫瘤や石炭化の有無を調べます。
乳房を押さえ、薄くのばした状態で撮影を行います。多少の痛みを伴う検査ですが、 乳房を圧迫することによってより情報量が増え、放射線被ばくも低減できます。
乳腺超音波検査
いつでも受けていただける検査ですが(妊娠中の方は除きます)、乳房が硬くなり痛みを感じる時期に検査を行うと、圧迫での痛みが強くなる場合があるので、なるべくこの時期を避けて、乳房の柔らかい時期に検査を受けることをおすすめします。(具体的には、生理終了後7日〜10日の間が良いといわれています。)
CT検査(頭部・胸部・腹部・内臓脂肪測定)は、1棟1階に設置されているGE Healthcare 社製の『Light Speed VCT』で64列マルチスライスCT(MSCT)という装置で行います。
この装置の特徴は、X線を受け取る検出器が身長方向に64個(40mm幅)並んでいるため高速撮影が可能なことと、一枚の画像の厚さが約0.625mmと非常に薄い断層像であるため細かな病変を詳細に描出できることです。
例えば胸部CTの場合、撮影時間はわずか2.5秒で、その間に取得できる画像の枚数は約500枚にも及びます。撮影時間が短いことで、お年寄りや呼吸器障害を患って、長時間の息止めが困難な方にも楽に検査を受けていただくことができ、なおかつ、正確な画像を得ることができます。
MRI検査(頭部、脳MRA、頸部MRA、前立腺・膀胱・子宮・卵巣、胸部)は、1棟1階に設置されているGE Healthcare 社製の1.5MRI『Signa HDe』という装置で行います。
図1:GE社製1.5T MRI「Signa HDe」
図1:PROPELLER未使用
図2:PROPELLER使用
この装置は検査を受ける方にとって「やさしい」仕様になっています。数ある特徴の中から3つをご紹介します。
1つ目は、従来のMRI装置と比較してコンパクトであることです。MRI検査は狭いトンネル状の装置に入るため、閉所の苦手な方には精神的苦痛を伴う検査でした。しかし、本機は撮影部が約30cm短くなっており、検査時の閉鎖感や圧迫感が従来と比較して緩和されています。
2つ目は、静音機能(アコースティックリダクション)が搭載されていることです。MRI検査は体内の情報を画像化するために強力な磁石を使っており、その磁石を作るために大電流を流します。その際に磁石が振動し、MRI検査特有の「コンコン」や「ブーブー」という大きな音がします。しかし、この機能によって音が小さくなり、大きな音に敏感な方に対しても検査が円滑に行えるようになっています。
3つ目は、動きによる写真のブレを補正するPROPELLER機能が搭載されていることです。通常、検査中に動いてしまうとブレた写真になってしまいます(図1)。ところが、この機能を使うと少々動いても補正されてブレのない画像が得られます(図2)。
心臓を動かす電気の流れを、体の表面に付けた電極から検出し、波形として記録します。 不整脈、心筋梗塞、狭心症などの診断に役立ちます。
聴力障害の有無を調べます。
肺活量や空気の通り道が狭くなる慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺機能障害を調べます。
眼底(眼球の奥)にある血管・網膜・視神経乳頭の状態を写真に撮り検査します。眼底の血管は、体の外から直接見ることのできる唯一の血管です。眼底を観察することで、目の病気だけでなく動脈硬化、糖尿病などによる血管の異常を推測できます。
眼球の中は房水という液体によって圧力が保たれており、これを眼圧といいます。眼圧検査は、高眼圧症(視神経や視野には障害はないが、眼圧が慢性的に高い症状)や緑内障(視神経に障害が起き視野が欠けたり視力低下が起こる病気)の診断に役立ちます。
血管の硬さ(PWV)と血管の詰まり具合(ABI)を測定します。
<PWV(脈波伝搬速度)>心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度のことで、血管が硬いほどその速度は速くなります。
<ABI(上腕と足首の血圧比)>足首と上腕の血圧比を測定することで、血管の狭窄の程度が分かります。通常、足首血圧は上腕血圧より高くなっていますが、足の動脈が狭くなると血流が悪くなりABIの値が低くなります。