救急医療・災害医療
全診療科参加型の救急医療、万全の体制で挑む災害医療
「断らない救急」をモットーに24時間体制で救急患者さんを受け入れています。
救急集中治療科および麻酔科を中心に全診療科参加型の救急医療体制を整え、地域の医療機関や救急隊と連携し、地域の皆様の急な疾病に対応しています。また、大規模地震や新興感染症などの災害に備え、院内だけでなく院外の関係機関と訓練を行い、災害時にも地域の皆様の健康を守る体制を整えています。
救命救急センターとして地域の救急医療の最後の砦となる
当院では救急車搬送台数は年間約1万台と愛知県内でトップクラスの受け入れをしています。また、直接来院される患者さんの受け入れも行っています。救急医療では重症な方から優先的に診療することで、「救える命を確実に救う」ことが必要です。地域の皆様が困った時に「かりそう」を頼ってもらえるような救急医療体制を整えています。
救急医療は病院内の体制を整備するだけでなく、地域全体で取り組む必要があります。当院ではその一環として、近隣の救急隊とも連携して院内外の医療者に救急医療教育を実施しています。
当院の特⻑
・麻酔科および救急・集中治療部が救急部門の司令塔の役割を果たしている
早い段階で専門医が関わることで重症患者さんの管理が一元化され、集中医療・手術などへの移行も円滑となる
・「全診療科参加型」の救命救急を掲げ、組織の垣根を越えて連携
・麻酔科医がホットラインを常時携帯し、最低2人以上の麻酔科医が救急専従となる体制を整備
・医療関係者に対し救急医療教育を実施
ドクターカー~一刻も早く重症患者の治療を開始する~
救急医療ではより早期に緊急治療が必要な場合があります。当院では救急隊の要請に応じて、救急現場(当院から約15分以内のエリア)に医師や看護師を派遣する「ドクターカー」の運用を行っています。救急隊と連携をとりながら出動した医師らによる緊急治療を現場から行い、「救える命を確実に救う」ことを実践しています。
※地域の皆様からは、直接ドクターカーの出動要請をすることはできません。
ドクターカーとは?
119番通報で救急車を要請した時、通報の内容から重症を疑われた場合に、消防 署の判断により救急車と同時に出動要請が発動されます。この時、病院から出動する医療チームが現場に向かうための車両を「ドクターカー」と呼びます。※地域の皆さまからは、直接ドクターカーの出動要請をすることはできません。
災害時にも中心的な役割を担う「災害拠点病院」として
当院は災害拠点病院に指定されています。災害拠点病院とは、何らかの災害が起こった時に地域の医療を守る要(かなめ)、砦(とりで)となる病院です。この役割を担うために、電気や水などのライフラインが途絶えても最低限の病院機能を維持できるよう当院でも準備しています。さらに行政や医師会とも連携し、地域全体の災害時医療体制の整備にも努めています。また他地域での災害時に被災地に入って医療支援を行うDMAT(災害医療支援チーム)を保有し、東日本大震災や熊本地震、能登半島地震において現地で医療支援を行いました。