お知らせ
腫瘍マーカーセットのおすすめ
血液検査でがんを早期に発見!
腫瘍マーカーとは、血液中にがん細胞の目印(マーカー)になる物質があるか調べる検査です。
この検査はがん発見の補助的検査であり、他の検査法と組み合わせることで有用性が高まりますので、人間ドックなどのオプション検査となります。
基本セット、消化器セットについて
◇基本セット(男性) | 6種 | AFP、CEA、CA19-9、ProGRP、CYFRA、PSA |
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◇基本セット(女性) | 5種 | AFP、CEA、CA19-9、ProGRP、CYFRA |
◇消化器セット | 4種 | AFP、CEA、CA19-9、ペプシノゲン |
費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。
メタボリックシンドローム検査(CTによる内臓脂肪測定)のおすすめ
平成20年4月よりメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を中心とした特定健康診査(特定健診)が始まっています。
メタボリックシンドロームには「肥満症」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などの生活習慣病が関わっています。生活習慣病が複合合併すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こす可能性が高くなりますので、発病前の段階で改善することが望まれます。
当センターではCTによる内臓脂肪面積の測定を行い、内臓脂肪型肥満もしくは皮下脂肪型肥満の判定を行っています。また、前回測定結果との比較もできますので、保健指導の前後または定期的に検査することで生活習慣改善の指標としていただくことができます。
※メタボリックシンドロームについての詳細はこちらをご覧ください。
子宮がん検診のおすすめ
子宮がんのうち、30年ほど前までは子宮頸部(子宮の出口付近)にできる子宮頸がんが多かったのですが、近年は食事の欧米化などとともに、子宮体部がん(子宮の奥のがん)や卵巣がんが増加しています。
今までの婦人科がん検診は、子宮頸がんの検査に重点が置かれていたので、これのみでは子宮体がんや卵巣がんの発見には不十分でした。当センターでは婦人科領域のがんの早期発見のために、新しい機械などを利用して、以下の検査ができるようになりました。
1 子宮頸部細胞診
今まで行われてきた子宮がん検査(子宮頸がん検査)で、子宮頸がん検診において最も大切な検査です。
2 経膣的超音波検査
超音波プローブを膣内に挿入して、下腹部の臓器を描出して子宮や卵巣を見ることができます。これによって子宮筋腫、卵巣のう腫などがよく分かります。子宮体がんについては、子宮体がんが多くなるとされている閉経後であれば発見されやすくなります。
3 CA125
血液の腫瘍マーカーの一種で、卵巣の悪性腫瘍などがあると検査値が高くなります。ただし早期の卵巣悪性腫瘍では明確な結果が出にくいです。
※CA125検査は経膣的超音波実施者のみ追加可能です。
費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。
乳がん検診のおすすめ
現在、日本人女性の20人に1人が乳がんになるといわれています。しかし、乳がんに対する検診受診率は依然として低く、発見の遅れから命を失ってしまう方が年々増加しています。早期発見であればあるほど治療や手術が軽くなるといわれているため、定期的に検診を受け、早期に発見することが重要です。
当センターでは厚生労働省の提言を踏まえ、従来の視触診に加え40歳以上の方に対してはマンモグラフィー(乳房X線撮影)を併用した検診を、また40歳未満の方に対しては乳腺超音波検査を併用した検診をおすすめしています。マンモグラフィーや乳腺超音波検査を併用することにより、視触診では見逃されやすい早期乳がんの発見が期待できます。1年に1度、検診を受けていただくことをおすすめします。
両検査ともに専任の女性技師が担当しますので、ご安心ください。
マンモグラフィー(乳房X線撮影)
乳房を挟んで写真を撮ります。より精度の高い写真を撮るために乳房を圧迫して撮影しますので、多少の痛みを伴うことがあります。
乳腺超音波検査
乳房部皮膚面に専用のゼリーを塗り、超音波を当てて検査します。超音波検査は苦痛がなく安全で簡便ですので、定期的に受けることをおすすめします。
費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。
骨密度測定のおすすめ
年齢を重ねるとだんだん背中が曲がり、背が縮んできます。これは多くの方に起こる現象で当然と思われていますが、実はそうではなく、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気に起因しています。骨粗鬆症になると背骨の変形や圧迫骨折、足のつけ根の骨の骨折が起こりやすくなります。
現在、高齢の方が寝たきりになる原因は脳卒中が1番多いのですが、2番目に多いのがこの骨粗鬆症による足のつけ根の骨折からくるものです。このような骨折を予防するために1年に1度は骨密度を測定し、骨粗鬆症の早期発見・治療に努めましょう。検査は、利き腕でない方の腕の骨密度をX線を使って測定します。数分で検査でき、痛みもありませんのでおすすめです。
費用についてはオプション検査一覧をご覧ください。